マーブル模様の玉その2、貧乏模様
そんな訳で、一週間近く前に作った玉。
結局前回の最後に残った棒を使ってみることにしました。
割れた部分をピンセットで挟み、遠火でゆっくり余熱して……と慎重にやっているつもりが、しょっぱなから弾ける弾ける。
大きな破片を拾ってまた温めて……としても、弾ける弾ける。
でもなんとか大体を元の棒につけて、溶かして丸めて……としてみたものの、
あんなにちょっと怖い思いをしたのにすす入ってるーー!
割れた部分と棒をきれいに接着できなかった時点で諦めていましたが、混ざり具合も混ざりすぎ。
この後、微妙にバーナーの空気量を増やしました。
同じ配色で再挑戦……のつもりで、濃い青を選び間違えた玉。
マーブル用の二色を盛り足りなくて小ぶりになってしまったのと、巻き取りに盛大に失敗してへそが悲惨だったので縦に伸ばしてへそを再建した……という経緯がよろしくないけど、もの自体はそこそこ。
でも、この玉を見ていて、私は気づきました……というか、改めて意識しました……
私のマーブル模様玉、地色の棒に混ぜる色が残ると後でそこを切って捨てたりするのが
・めんどくさい
・もったいない
ので、棒が地色だけになるまで溶かして巻き取る為、玉の表面にこういう風に巻き取り終わりが見えている。いつも。
名づけて貧乏模様!
これは……やっぱ改めるべきか……と思いながら、三個目へ。
二個目の玉を見て、ここのところ乳白色+同系色二色できていたけど、地色を透明にして違う色二色の方がいいかなーと思い、そのようにしてみた玉。透明+透明青+不透明緑。
透明青を乗せた時点で、あっ、しまった、透明+透明色はレンズ効果もあって重ねてもただ混ざったようにしか見えないことが多いんだった……と思い出したのですが、できあがってみたら良かったです。
私が巻き取りを失敗するのは、毎回毎回毎回毎回充分溶かしたつもりで実は溶かしたりていなかったから(何年目だ……)で、今回はなぜか色乗せ作業中によーく溶かせたので、巻き取りも上々。
久しぶりにへそ側から見てのきれいな渦を見ました。
でもやっぱり貧乏模様……反省したそばから……
いや、今回の地色は透明だからいっかなーって……
習い始めの頃に先生が仰っていた、ガラスは作ったようにしかならない的なお言葉を思い出します。
今思えばあれは格言だなー……ちゃんと正確にメモしておけばよかった……
とはいえ自分的にはなかなかの玉ができたものの、大きなナツメ型ではないので、まだマーブル模様おさらいは続けます。
貧乏模様もやめる!