真鍮線を切る(かんざし続き)
つづき。
自分用ピンバイスと真鍮線を買ってきた私。
先の写真ではすでに切った後ですが、この時点ではまだ1枚目の葉っぱが長さ30センチの真鍮線の先端についているだけ。
あれは失敗扱いだけど、まずは「真鍮線を3センチ残して切る」をやらなくては……とニッパーで切ることにしました。
定規をあてて、「3センチ3センチ……」と測って切ったら、切り落とした葉っぱガラスピンがスカーン! と飛んで、机の上のノートPCの下に入る。
「わあ、葉っぱ葉っぱ……」と取り出し、次に使う真鍮線を切り出す為に「ピンバイスにはどのぐらいの深さまで入るのかな」と差し込んで締めて指で押さえて緩めて抜いたら、「わあ、長ーーい!」となり、「じゃあこれは底まで差し込んで使うものではないんだな、じゃあ5センチぐらいで真鍮線を切って端を挟もう、5センチ5センチ……」と測って、さっきは切った先が飛んでいったから、今度は5センチ側を持って切ることに。
すると残りの20センチ部分が、カーン! と机の横に飛んでいった。
という一部始終を夫に言ったら、「漫画か」と言われました。
夫のアドバイスによると、やはり切り落とす側を軽く接地させて切るものらしい。
パーツをガラス切りで切る時も軽く指で押さえていないと飛んでいくし、そうかな、とは薄々思っていました……
思ってはいたんだよ……
その後、5センチの真鍮線をピンバイスに挟んで普通の玉を作ってみたりしましたが、ピンバイスを使うととても回しづらかった……慣れの問題だと思いますが。
幸いにして今は長い真鍮線が手元にあるので、そこに作っては徐冷して切る、を繰り返し、結局再びピンバイスが必要になるまでに、必要分作り終えてしまいました。
葉っぱパーツその2と、無色透明の玉とアベンチュリンガラスのオレンジの玉を数個。
ガラスピンって、とんぼ玉の教本によっては「とんぼ玉以前にこれ作りなさい」ってなっているので、簡単なのかなーと思っていたのですが、まー中心取りづらい!
すみません舐めてました傾かないでください片寄らないでくださいと心で祈りながら真鍮線くるくるしていました。くるくるすると、先端が揺れてぷるぷるするし……
でも、冷ましたガラスピンを軸3センチで切って、軸をペンチで丸めてみると……おおお! 売ってるパーツみたい! に、ちょっと見だと思える!
二重になった金属の輪っかが直接ガラスに刺さっている絵面がいい……
アクセサリーに組んだら(組まなくても)誰もそんなとこ見ないよ、と自分につっこみつつ、うっとりしたりしていました。
ガラスピン、また作ってみたいなー。
つづく。