かんざしその1完成
つづき。
その後、小玉をいくつか作りまして、座金やビーズをかませてTピンをつけて、金属パーツやガラスピンとあわせてかんざしパーツにつけて完成です。
こんな感じ。
メインの玉は、以前バーゲンの時に買って大事にとってあった、憧れのエコフロストを使用しました。
元になる玉は透明赤の芯の上に無色透明で。
以前無謀にも挑戦して惨敗したクリア掛けであるといえばありますが、まー小さいしエコフロストかけるし、いけるいけるーと適当に再挑戦。
形のいびつなところに細引きで盛り足し盛り足しするという、向上心のない例の方法で作成。
それを、引きあげ易いようにミシン糸に通して、エコフロスト容器にぽちゃーん。
説明書通りに5分待ち、引きあげ……
……あれ……効いてない?
さらに5分待ち、引き上げ……
あれ……効いてない!?
そこで、はたと気づきました。
エコフロストから引きあげたばかり=濡れている。
濡れたすりガラス=透明っぽくなる。
これもうできてるー!?
アホだ自分、と思いながら水洗いして乾かしたら、やはり無事にできていました。
しかし、ああ、憧れのエコフロスト玉……! と眺めていると、傷発見。
えっ、どこかにぶつけた!? とあわててじっくり見てみて、また新たな発見が……
クリア掛けが未熟で中に気泡が入っていると、元はそんなに目立たなくても、すりガラス処理をすると目立って見える。一見、傷のように。
なるほど、と反省しつつ、今の技術では解決できそうにないので、そのままにしました。
そして完成したかんざし、なかなか気に入ってはいるのですが、元にしたお店の商品が同系色1色でまとめていてシックだったのに対して、ちょっとカジュアルかも……
七五三で着る着物が何色になるか当日までわからなかったので、2色にしたのではあるのですが。
もっと、和!! っていう感じの方がいいのかなーと迷いが出てきたので、もう1本作ることにしました。
あと、結局このかんざしは七五三が終わって洋服に着替えた後に使ったのですが、長時間つけてみてわかった、ちょっと重すぎた……
個々の玉をさらに小さくするか、数を減らすかした方がよかったみたいです。
ともあれ、かんざしその2作りにつづく。