かんざし2用の玉その2
つづき。
マイカフレークを適当に使ってみて失敗したので、今度は使わずに作ってみたもの。
点打ちをひっかいての葉っぱとパーツ模様(不細工)。
葉っぱが不細工なのはさておき、これを成功するまで作り直したとして……やっぱりちょっと寂しいというか、金色のキラキラが欲しいなあ! と思いました。
そこで無謀にも、本の「金練り棒の作り方」を見て、教室ではまだ習っていないマイカ練り棒を作ることに。
翌日、平日の会社帰り子供のお迎え前に電車に乗ってとんぼ返り買い物をかますという、我が家での通称Kinariダッシュを決め、マイカパウダーを買ってきました。
金練り棒は「金多すぎ!」と思うぐらいで作ってちょうどいい、という教えを信じ、マイカパウダーを鉄板に多めに出し……
うわあ……これ、散ったら大変なことになる……と思いつつ着火。
クリアを溶かしてうちわ型にして、マイカパウダーにぺたっとつけて、火に戻し……
!?
金色の粉が! 粉が!! めっちゃ舞い上がるんですけど!?
あまりの舞い上がりように「これあれだ、日本画の、焚き火の絵の、切手になってたやつ……」などと考えながら、あわててガラスを折りたたむことに。
そしたら、「ぴ、ピンセットが!! ピンセットにくっつく! くっつく! 取れないよう!!」
割り箸につけた水飴が上手にに練れなくて半泣きの子供のようになりながら、粉をつけてはあぶって折り畳……めてないけどまあなんかぐにゃぐにゃ丸めては一応引っ張ってみたけど切れそうになって必死に戻したり、というのを繰り返し……
はあはあ、マイカ練り怖い……と打ちひしがれた状態で、なんとか細引きに作り終わりました。
作り終わって、鉄板にいっぱいパウダー残ってるし、棒は薄い感じだし、これ駄目かも……大丈夫かな……でももう限界だったんだ……と凹む。
おまけに余ったパウダー、ものすごく袋に戻しにくい。
さておき、マイカ練り棒的な細引きを作った後の、ガラス棒に残った部分で作ったおまけ玉がこれ。
いかにも……薄ーーいですね……とますます凹む。
なんでこんなにいびつなのか、離型剤割れたとかの理由があったのかどうだったか、今となっては思い出せないのですが、マイカ練りに疲れきった後なのがよく表れているように思えます……
後日、バーナーの火口から直線距離で1メートル数十センチぐらい離れた、バーナー机の天ぷらガードを超えた斜め上にあるプラスチック製品にマイカパウダーがついているのを見てびびりました。めっちゃ散っとる。
できた練り棒を使って玉作っても、どうにも薄い、練り棒作り直し、ってことになるんじゃないかなーと憂鬱になりつつ、
つづく。